2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
昔々、日中共同での黒潮域の海洋観測プロジェクトが行われたころ、彼の国からの研究者が気象庁にお出でになったことを思い出しました。不肖、元・水の分析屋さんも、袁(えん)教授、劉(りゅう)技師、といった方々と、不出来な英語(どこかで書きましたが…
地球上には、どの瞬間においても、まったく風が吹いていない地点が必ず存在する。前回、この「証明」を書く、って書いたので・・・書いてみましょう。大脱線ですけど、まあ、いいじゃないですか。 まずは、2024/02/20 の記事に登場した「オイラーの多面体定理」…
2024/05/20 20時過ぎ、「ウェザーニュース LiVE ムーン」を見ておりましたら、「どうして風が吹くのか知ってる?」との問いかけがありました。23時から気象予報士のYさんが教えてくれるそうです(このブログは21日にアップ予定ですぅ)。気象現象の説明はご…
天下を争っているなら「亜父」の言うことにはちゃんと耳を傾けるべきでしたが、穏やかに日々を過ごしたいなら「アホ」の言うことには取り合わないに限ります。知り合ったばかりの人に儲け話を教えてしまうようなアホとは付き合わないことです。ホントにうま…
「亜」を引きずっていますが、「亜父(あほ)」をご記憶ではありませんか。 「史記」に登場する「亜父とは范増(はんぞう)なり」(項羽本紀・鴻門之会)。項王(項羽)が最も敬愛した軍師、参謀の名です。 「鴻門の会」の見せ場: 范増数目項王 舉所佩玉玦 …
徒然草 第一二七段 改めて益(やく)なきことは 改めぬをよしとするなり 兼好法師は鎌倉時代の末期から建武の新政のころの人。新しい制度が作られたかと思うと、すぐに廃されて別の制度になる。そんな時代を生きていた。そしてこのように考えた。改めてもし…
論語・学而/陽貨 より: 子曰 巧言令色 鮮矣仁 子曰く、巧言令色、鮮(すく)なし仁 言葉巧みにおべんちゃらを使い、人から好かれようと愛想を振りまく。そのような者に真の仁者はいない。 それと対句のように扱われるのは、論語・子路 より: 子曰 剛毅木…