alchemist_380 のひとりごと

元・水の分析屋さんがブツブツ言います

不可能性の証明 (1)

「~ではない」とか「~していない」とか、否定的、消極的な内容を証明することは、「~である」とか「~した」とかの証明に比べて困難であるのがふつう。法律や議会でのルールでは、原則として「存在すること(肯定)」や「事実があること」を主張する側が証明の責任(立証責任・証明責任)を負う。 そんなこと、分かってますよ。

だが、物証を突きつけられると「そんなことはしていない」。状況証拠で外堀が埋まっていて「限りなく黒に近いグレー」でしかなくなっている、そんな政治家を助けるために「悪魔の証明」などと安易に言ってほしくはない。「詰んでいる」政治家は、信用を失っているんです。それが「やめろ!」って言われる一番の理由。「信なくば立たず」。安×氏も岸○氏も、この論語の教えを強調していましたが、どうでしたか? 高△氏も同じ言葉を使っていましたよ。

一部?報道の内容を「やってない」と否定するばっかりで、明確に否定する材料は何も示さない(示せない)。「寝てない」アピールばっかりで国会ではできるだけ「話さない」。このような態度の悪い人なのに、「悪魔の証明」を求めるのは筋違いだとか、かばっている場合ではない。ここ数日の状況からも、丁寧に説明すると言いつつ、会期延長すれば何とかなる、と考えている様子は十分にうかがわれる。それでも高△氏を強く支持する方々へ。

皆さんの目は節穴で、耳はキクラゲなんですか?

 

さて、今日は「不可能性の証明」について、その第一話。

 

「有理数 rational number」と「無理数 irrational number」

新解さん(第八版)によると、有理数とは「分母が自然数、分子が整数であるような分数として表せる数」です。分母が 0 でないことを示していますね。ついでながら、ご丁寧なことに、「整数の ratio(=比)で書ける数」の意の rational number を不適切に訳した語、という説明付きです。「有数」ではなくて「有数」と訳すべきだった、とかいう話もあります。

でもね、英語の ratio は、計算、理性、理由といった意味をもつラテン語 ratio(綴りが同じ)に由来する。「計算された関係」とか「理性的な判断」とかいった意味があるのだそうです。ならば、やっぱり「有数」でいいじゃん。今さらゴタゴタ言うんじゃないです。

さて、冒頭に書いたように、一般に「~ではない」とか「~していない」とか、否定的、消極的な内容を証明することはムツカシイです。実数のうち「理数」でないものを「理数」とよびます。も一度新解さんにお願いしたら、見出し語「無理」のところに「―― 数」として登場していました。そうか、そうきたか。説明がムツカシイ、説明しにくい数なんですかね~ いえ、勉強になりました。

あ、そうでした。書きそびれるところでしたが、無理数は英語で irrational number といいます。この irrational の意味は、理不尽な・不合理な・不条理な・・・とか。まあ、罵詈雑言(i) を投げつけられているようです。まあ、頭に IR(統合型リゾート)がくっついているのを見れば、ろくなものではないだろうと想像されます(もちろん冗談です)。

(i) 前回も登場した言葉ですが「まげん・ざつごん」と読むのではありません。

 

\(・_\)それは(/_・)/おいといて。

確か、中学生の数学の範囲で「√2 は無理数である」の証明を学習するはずです。結構ムツカシイですね。概略こんな感じで「有理数ではない」ことを示します:

こういうのを「覚える」と、メモリ容量が足らなくなります

この証明では、「【補題】2乗して偶数になる整数は偶数」ということを、すでに知っていることになります。整数は偶数と奇数とに分けられますから、「奇数を2乗したら奇数」であることを言えれば【補題】も OK となります・・・ということで、ここでは演習問題みたいにして、とりあえず「明らか法」(i) の出番にしておきますね。

(i) 現役受験生諸君へ。「明らか法」による証明とは、確かなことかどうか自信がないとき、試験の答案には「明らかに●●であるから」とか「◇◇に等しいことは明らか」とか書いておいて、先生に呼び出されるまでに詳しく調べておく、という、優れた「とりあえずの証明」手法です。もちろん、先生に呼び出されるかどうかは、あなたの普段からの行い次第です。話を聞いてもらえなかったら、潔くあきらめましょう。

 

まあ、それはさておき、「はい、ここ、試験に出ます~」と言われて上のような証明を覚えるのは大変です。元・水の分析屋さんとしても、有意義だとは感じられない。せめて下のような形で鑑賞して、カッコいい証明の流れを覚えていただきたいもの:

断ってないけど b≠0 です。「素数 p」と一般化できていることに注意

(*)式の両辺を素因数分解すると、左辺には素数 p が奇数個あります(b2 に偶数個あって、その前にもう1つ)。一方、右辺には a2 に偶数個あります。というわけで、この等式は成り立ちません。すっきりした論理ですね。

この証明だと、分子・分母が互いに素である必要はない。そして、√2 のときのような【補題】を持ち出すのではなく、「素因数分解の一意性」(ii) という、より基本的な原理原則に基づいている。ここが大事なところです。

(ii) 自然数(正の整数)は、「1」と「素数」と「合成数」に分類できる。合成数は素数の積で表現でき(素因数分解)、それは積の順序を除くとただ1とおりである。「1」が素数から除外されている理由は、「1」を素数にすると素因数分解の一意性が失われるからです。たとえば、「12」は「22×3」ですが、「1」を使うと「1×22×3」「12×22×3」・・・のように、際限なくなってしまうので。

 

なお、合成数が素因数分解可能で、素因数分解が一意であることは「算術の基本定理」と言われます。定理ですから、ホントはきちんと証明されるべきこと。高校生が学ぶ知識で証明できるので、「悪魔の証明」レベルではありません。ただし、大学入試などでは証明なしに使って大丈夫らしいです。

 

証明できるはずがないことを歴史的事実であると主張する首相

「126代にわたって、男系で皇統が継承されてきたという世界でも比類がない歴史的事実こそが、天皇の権威と正統性の源だと考えております」だそうで!?

初代の神武天皇は、日本書紀によると127歳くらいまで在位された。海の神の娘で実体は「ワニ」のタマヨリビメの子です。これが歴史的事実であるはずないでしょうし、母方とはいえ、人間ではない血をひいているのはマズいんではないでしょうか。126代のスタートがこんなものなのに、その先を「歴史的事実」だと大マジメに主張するんですから、「悪魔の証明」であることは先刻ご承知のはず。頑張って証明してほしいです。逃げるなよ!

また、上のように主張する人たちは、女性天皇は実在したが、女系の天皇はいない、とも、声を大にして主張します。そこまで言うのであれば、天皇陛下におかれましてはご側室を・・・とお願いするのが筋というものじゃないでしょうか。一夫一婦制で男系をつないでいくなんて、ムリがありますよ。元・水の分析屋さんの実家は男二人の兄弟ですが、妻の実家は二人姉妹です。世の中そうしたものです。天皇家だけが偏りなく男系をつなげる、と期待することはできません。

そして大昔には、系譜が途切れたところで、「応神天皇五世の子孫」というふれ込みの「継体天皇」が登場した例はありますが、天皇の跡継ぎ候補になるような方が、なぜヤマトをはずれて近江地方に定着していたのか。今日的には、皇籍を離れて久しい家系から養子をお迎えする・・・知らんけど、「五世の子孫」どころじゃない血縁の遠さ。そんなんで正統性が担保されているのですか? 「血筋の証明」も大変ですよ。

ついでですが、神武天皇、カムヤマトイワレビコは、太陽神(女神)に遣わされた天孫の系譜に属してます。そもそも女系がスタートなんじゃないのかな?

 

最後に。「無理数」は扱いがムツカシイ。「無比数」にしておけば、かゆみ止めにはなったかも知れませんね、ムヒ。 by 池田模範堂

 

といったところで、今回は、ある数が「無理数である」ことを「有理数である」とすると矛盾に導かれるという「背理法」で証明する、というお話でした。ほかの話は全~部オマケです。

 

それではまた~

 

安易に「悪魔の証明」を語るでない

「定数削減 今国会見送り」 典範改正を優先

7/8 北海道新聞朝刊の見出しでした。政権のトップと、国会議員でもない「維新」代表とが、俺に内緒で(笑)会談して、周囲に断りもなく決めたようです。
衆議院の解散など考えてもいないと言っていたのに、ポスター掲示や投票所の設定さえ満足にできない状態での選挙戦にしたのは誰でしたか?
皇室典範に関しても、「立法府の総意」であったかどうかさえ怪しいものが出てきたと思っていたら、それをさらに逸脱する内容の「改正案」が閣議決定されました。

勘ぐりすぎだと言われるのは承知ですが、元・水の分析屋さんの考える高市的悪巧みはこうです。
維新も「定数削減」はあきらめ、いわゆる「副首都」の話も後回しにしたのだから、「皇室典範」だけは審議してほしい。こうして野党を言いくるめて「正常な」形で国会を開き、スキを見て衆議院でどの法案も強行採決して、会期もちゃっかり延長して、最後は「衆議院の優越」で逃げ切るつもり
この予想が当たってないことを祈りますが、やりかねない顔をした政権だと思います。いえ、何にしても強く匂うんです。

 

で、その続きみたいな話。

Yahoo! 知恵袋にも登場しておりましたが、高市氏は「今上陛下」を「こんじょうへいか」と読んだ(二度も!)そうで、波紋を呼んでおります。まあ、「古い読み方ではあるが、間違いとは言い切れない」で済ませりゃいいようなものですが、小沢一郎氏が思い切り噛みつきました。曰く、「今上陛下を『こんじょうへいか』と二度も読み間違え。あり得ない」

これは面白いことになるぞ~と思っていたら、専門家でもなく、本当に調べたのかどうかも怪しい奴らが次々に参戦。「主要な国語辞典には、どちらの読み方も掲載」とか「あなたの意見は言葉狩りの一種ですね」とか、「何じゃこれ」の状態になっている様子です。分かっていただきたいのですが、こういうネット上でありがちなのは、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論ではなくて、中身なしでやかましいだけの喧々囂々(けんけんごうごう)だとしたものです。あ、ここ、試験に出ま~す。

 

さてと、ここで元・水の分析屋さんも参戦しま~す。私の手元にある国語辞典と古語辞典での調査結果です。「きんじょう(きんじゃう)」の見出しはありましたが「こんじょう(こんじゃう)」では出ていません。うちのは「主要な国語辞典」じゃないのかなぁ・・・なわけないでしょう。新解さんもあるんですよ、新解さんも。

 

講談社国語辞典(第二版)「きんじょう」:《『当今』の意》現在の天皇。

小学館新明解国語辞典(第四版、第八版)「きんじょう」:《『当今』の意》在位中の天皇の称。〔古くは「当今(トウギン)」と言った。〕

角川新版古語辞典「きんじゃう」:《『今上天皇』の略》現在の天皇。こんじょう(i)

(i) 古語辞典ですが「こんじゃう」とはなっていませんでした。念のため。

 

まあ、少なくとも、現代語では「きんじょう」と読むのがふつうとしたものでしょう。

小沢氏は1942年生まれの84歳。この年齢の方が「きんじょう」が正しい読みで「こんじょう」は間違いだと認識されている、というのであれば、高市氏も「きんじょう」が正しい世代のはずです。さらに、古語辞典でも「こんじゃう」という見出し語はなかったのですから、昔からあったとしても特殊な読み方なのではないか・・・ 言葉狩りなんかじゃあありません。

 

沖縄・北方担当大臣なのに「色丹(しこたん)島」を「しゃこたん」と誤読。(大阪出身、福井氏)・・・ これ、悪いことに、就任直後の記者会見でした。不適任丸出し。

首相が「云々(うんぬん)」を「でんでん」と誤読。(山口出身・安倍氏)・・・「訂正云々というご指摘はまったく当たりません」と胸を張ったところなので、カッコ悪いにもほどがある。原稿を用意したのに読めないセンセイ、情けない限り・・・

「未曾有(みぞう)」を「みぞうゆう」、「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」と読んだ。(福岡出身・麻生氏)・・・ たしか「村山談話」をふしゅうしたのでした。この方の読み間違いは傑作が多くて、さすがに教養を疑われるようになっていました。

 

漢字の読みは大変ムツカシイです。エラいはずの大臣様だって、読み間違い(あるいはただの思い違い)レベルのことはあって当たり前です。でもね、高市氏の場合、皇室のことを話す流れの中で、ふつうではない読み方を敢えて披露する必要があるのでしょうか。古くはこういう読みもありました、とか説明する場面ではありません。やっぱり、「きんじょう陛下」って言葉を知らなかったんでしょうね。そんなので、よくもまあ、皇室典範の改正に口出ししますよね。小沢氏が激怒するのも当然でしょう。私たちも文句言っていいと思います。

「何を好き勝手なことやってんでぃ! このすっとこどっこい!」とか、ちょうどいい感じの罵詈雑言(ii) になると思いますが、いかがでしょうか。ええっ、もっと言わなきゃダメですかぁ?

(ii) あ、これを「まげん・ざつごん」などと読めれば、見事、誰かさんのレベルに到達 (!?) です。

 

ところで・・・

高市氏の陣営が、総裁選の対立候補や野党を中傷する目的で動画を作成、SNSで拡散させていたとされる疑惑・・・その後どうなりましたっけ? 国会開催中にもかかわらずインドに出かけたり、日本ジュエリー ベストドレッサー賞の受賞のために出かけたり。そんなことならできるのに、政治日程はなぜか混み合っている。これ、疑惑の追及逃れなんではないですか? 皇室典範改正に思い切り前向きなのも、話題そらしの一環に違いない。

この話で出てくるのが「悪魔の証明」という言葉。高市支持者は、「疑惑」は共同通信や文春の報道を根拠としており、それを「証拠」だとされると反証できるはずがない。疑惑を追及している人たちは「悪魔の証明」を求めているのだ、と主張しています。

でもね、報道したからには、ちゃんと取材はしているわけです。実際、中傷の動画を作ったという IT関連企業の人は、実名で証言しています。高市氏はそれに関して正面から答えようとしていない。たとえば、証言したのは面識がある人なのかどうかについて、どうやらウソをついているようだ、というのが「疑惑」の本体なのです(直接会っていないので面識はない、とかいう話も含めて考えてね)。国会での答弁を求められているのに、秘書による「陳述書」の提出で勘弁してほしいなんて、そんな人を信頼できるはずがないでしょう(試験の結果が振るわなかった学生がレポート提出で勘弁してもらうのとは話のレベルが違います)。

ネット上では「追求する側が決定的な証拠をだせばよいだけ」だとか、「疑う側がそれなりの信憑性のある証拠を突きつけないと話にならない」とか(iii)、「高市推し」と見られるメンバーからの発言もあるようですが、そんな考え方は(高市氏のような人にとっては)「(どんな悪事を働こうが)しっぽをつかまれなければよい」というところに行き着くだけです。

(iii) 実名報道までされた証言にも、あれやこれやと難癖を付けて言い逃れる。どうすれば「決定的」で「信憑性のある」証拠になるんでしょうか? それこそ皆さんの言う「悪魔の証明」じゃないでしょうか?

過去に表面化した政治家のスキャンダルは、状況証拠をどんどん積み上げて、捜査の範囲を絞っていった結果、やっとこさ明るみに出たものがほとんど。そんなことは先刻ご承知のはずの、一国のリーダーともあろう人が、話題をそらしまくって逃げ隠れする。だからこそ、その資質が問われているのです。

そうです、高市陣営は「リーダーにふさわしい」ことを自ら証明(主張)すればよいのであって、決して「悪魔の証明」を求められているのではありません。「云々」を「でんでん」と読み間違ってでも、堂々と国会答弁するべきだったのではないでしょうか。あ、もちろん今からでも遅くはないですよ。

 

今回はここまでにして、次回から「悪魔の証明」≒「不可能性の証明」について書いていきたいと思います。

 

土砂災害のにおい

ネタ元は 東スポWEB ですが、公然と放送された言葉です:

 

作家の竹田恒泰氏(i) と元衆院議員の宮崎謙介氏(ii) が1日、ニッポン放送の「垣花正あなたとハッピー」に出演した。

番組では日本国旗の損壊行為を処罰する「国旗損壊処罰法案」が6月30日、衆院本会議で自民党や日本維新の会などの賛成多数で可決されたことを取り上げた。与党と法案を共同提出した国民民主、参政両党を含む全野党が与党の国会運営が強引だとして反発し、欠席する中での採決となった。

竹田氏は「出席したところで結果は変わりませんから。悔しかったら次の選挙で勝って来いって話だと思います。これが民主主義ですから。数の暴力とか言うけど、だったら民主主義をやめろという話」とばっさり。一方で「いくら議席数が少なくても正論を吐けば、もしかしたら議論の流れが変わるかもしれない」と述べ「それを意見を言わないって言うんですから。じゃあ来なくていいよって話」と野党の姿勢を批判した。

宮崎氏も「芯を食った話をしているんだったらメディアも取り上げてくれる。SNSもはやってますから、バズるワケですよ。それがない中で権利や役割を放棄するのは古い野党の在り方かなと思います」と指摘した。

 

(i) 明治天皇の玄孫、旧皇族の竹田家の方ですが、まあ、語りを聞くだけで品のなさが伝わってきます。ついでですが、肩書きの割に知性も怪しいだろうというのが、私の見立てです、私のね。この人も養子として皇族に迎えることができる「旧宮家の男系男子」の範囲に含まれるのでしょうから、いやはや恐ろしや~

(ii) 女癖が悪かったせいで議員を辞めなきゃならなかった方なんですけど、どの口が言っているんでしょうか。自らの怪しからん行為で大バズりしちゃったのに、よく人前に出られますね。まだバズり足らないのでしょうか? こういうのって、ほとぼりが冷めることなんてない、と知ってください。何かの拍子に蒸し返されること間違いなしです。この手の話題の記憶力に自信がある私が言うのですから、それなりに確かです。

 

フジサンケイグループの放送ですから、この手の出演者になるのもしょうがないとは思いますが、保守といわれる考え方とは関係なく、ただ単に「お利口」ではないことを露呈してしましました。「正論」とは何ですか? 道理にかなったことを主張すれば、それは正論と呼ばれますが、「正論」という雑誌には・・・道理を外れたような話もたくさんあるのでは(これは、広告に出ている見出しから受ける印象です)。

最後は、多数決だ、多数決。お前らは的外れだ、少数派は黙れ。これが正論なのかな? ダメに決まってますよね、こんなの。だって、小学生・中学生にそのように教えられますか?

・・・ 現実にそうなっているのだから、教えればいいじゃないか、って開き直るのでしょうね。自民党、維新その他には、そういう人たちがワンサカいますから。違う考え方の人が発言しようとしても、多数の力で黙らせる。なるほど、これがあんたらの民主主義か。

でもね、議員さんたちはガマンしていればそのうち大臣の座が転がり込んでくるかもしれないが、私たち「ふつー」の国民には、どんなガマンをしようとも何のごほうびもありませんから。ということで、この先も気に入らないことがあれば文句の並べ放題と参りましょう。

 

 

「クサいモノ」再び

昨年8月25日の「クサいモノの話をしましょう (5)」で取り上げた、川魚がクサいとされるときの主要な原因物質二つ。再登場といきましょう。「ゲオスミン」と「2-メチルイソボルネオール」です。

(再掲図)人間の鼻でも十分に検知できます

ゲオスミンはズバリ「土のにおい」という意味の名称です。淡水に暮らす藍藻類や土壌に豊富な放線菌その他の微生物によって作られ、それらが死ぬと放出されます。そのせいもあって、雨が降った後の土のにおいがするとか(悪く言うと、ドブ臭い)。

2-メチルイソボルネオールも藍藻類が作る物質です。墨汁のにおいがするとも言われますが、まあ、泥臭いという方が近いかも。

どちらの物質も、水道水や水産物の異臭のもとですが、人体への毒性はありません。また、単独ではそこまで不快なにおいとは言えないのですが、水道水や食品に共存すると・・・まあ、いやなにおいになるのです。水道水がカビ臭いとされる場合は、これらの物質が含まれているとみて間違いないといいますから、健康被害はなくても好ましいはずがないですね。

まあ、\(・_\)それは(/_・)/おいといて。全国的に雨がたくさん降っているところで、いわゆる「雨のにおい」についてお話ししましょう。

 

雨のにおい、土のにおい

日照り続きの後にそれなりの量の雨が降ると、「雨のにおい」がする・・・とか、感じませんか? もちろん、雨水自体に強いにおいがあるわけもなく、その発生源は「土」です。「雨のにおい」は古くはペトリコール petricor と総称されたようです。聖書に登場するペトロも、岩、石、ひいては 土 を表す名前のはずです)。

植物や微生物が乾燥した土壌という条件下で生き延びるために、体内に蓄えた物質が放出されたものがペトリコールとなり、揮発性の 2-メチルイソボルネオールなどが匂いの元となります。その一部は大気中のヒドロキシルラジカル(•OH:活性酸素だと思っていいです)と反応、微量ながらオゾン(O3)を作ることも知られています。

オゾンのにおいは、多少ツンとする金属的なにおいだとか、若干生臭い感じのにおいだとか、どちらかというと日常的ではないものです。「雨のにおい」は、ゲオスミンや 2-メチルイソボルネオールにオゾンまで加わったにおいのようです。

 

さて、ゲオスミンや 2-メチルイソボルネオールのにおい、これらは人間の鼻でも敏感に感知できます。砂漠地帯を旅したラクダのキャラバンが、迷子にならずにオアシスにたどり着けたのは、ラクダが数十キロメートルも先のオアシスで発生したゲオスミンを嗅ぎつけていたからだという話もあります。人間だって「やればできる」んじゃないか。土砂崩れ現場を発生前に見回っていた消防団員が「においが違うな」「土のにおいなのか何なのか」と感じていたら、直後に「見たことのない茶色の水が流れている」ことに気づき、「山のどこかで土砂崩れが起こりそう/すでに起こっている」ということで住民への避難誘導を始めた実話もあります(実際に土砂崩れは起こったけれど、不幸中の幸い、犠牲者はゼロ)。

もちろん、このほかにも「腐った土のにおいがした」類いの事例には事欠きません。というわけで、土砂災害のリスクが高いと考えられる急斜面の下に、ゲオスミン等の異臭を感知するセンサを設置して、基準値を超えたら避難を呼びかける・・・といったこともマジメに検討されております。

 

元・水の分析屋さん的には、においをもたらす物質の化学が防災に役立つ話なので、ちょっとだけ声を大きくしてお伝えしたかったのです、はい。

 

これが匂わなかったのか~(呆れ果て~)

最後に、つい先日のニュース:

出会いはマッチングアプリ「愛してる」70代男性に “ロマンス詐欺” か… 22歳の女逮捕 被害男性「なかなか見抜けなかった」と打ち明ける

 

被害を受けた男性
「一般的には男の人の鼻の下を伸ばせるようなこと平気で言ってお金をせしめる。そういうのはすぐ見抜けると思うんだけど、これはなかなか見抜けなかった

いやいや、「食事相手」を求めてマッチングアプリで20代女性をみつけたところで、これはすでに引っかかってますね(見抜く力も、見抜こうとする気もないみたい)。

被害者のオジさん、ゲオスミンのにおいは分かるのかな?

なお、古くから「女房の妬くほど亭主もてもせず」とも言われております。女房が亡くなったのは関係ない。それであんた自身がモテると思ったのか・・・

「てなこと言われてその気になって~」

 

はい、今日はここまで~

 

ホントは途中なんですけどアップします

こんな話題で始めるのは気が進みませんが、何とも怪しい「国旗損壊罪」が必要というのなら、「不敬罪」っていうのも復活させてはどうでしょうか。

 

自民党の中曽根・憲法改正実現本部長は29日、天皇陛下の長女・愛子さまによる「皇位継承はあり得ない」などと発言したことについて、「言葉が適切ではなかった。反省している」と釈明・・・

 

このニュースの主役は中曽根弘文氏(i)。元首相・中曽根康弘氏の実の長男。参議院議員を7期連続で勤め、自由民主党憲法改正実現本部長となっています。そのようにエラい人が28日に行った講演会における発言についての釈明ですが・・・

世間の期待が高く注目されている状況から個人的な感想や心配を述べたもので、もちろん愛子さまの幸せな人生を願っているのだとか。はぁ? 「皇位継承はあり得ない」の部分は、今の皇室典範によれば確かにその通り。しかし、一般人の家庭でさえ「もらい手がない」という言葉は大いに憚られる時代。皇室に向かってそれに類する言葉を投げてしまったのに、その程度の釈明で済ませるのですか? 国旗の損壊を処罰する考え方があるのですから、皇室をないがしろにする輩にだって、不敬罪による処罰くらいは必要だと思いますが。

(i) 父の中曽根康弘氏は、ロッキード事件の黒幕とされる児玉誉士夫氏と親密な関係にあり、事件のもみ消しを図ったとされる人。ナベツネにアゴで使われていたという話もあります。子の康隆氏も奮っていまして、自民党青年局の懇親会における「過激ダンスショー」問題で青年局長代理を辞任(2024年)。でも、石破おろしに熱心だったおかげか、高市内閣では自民党の国会対策副委員長に就任してます。自民党って、こういう人選でよろしいのでしょうか(問題児が出世しているのですよ)。そして、ご本人も、旧統一教会との関係が取り沙汰されていましたが、何とか有耶無耶になりかかったところ、不適切発言で見事な美脚、じゃなかった、馬脚を現してしまいました。まあ、三代続けて立派な家系ですこと。

 

 

自由民主党(だけではないですが)の目指す憲法改正は、日本をおおっぴらに「軍隊」をもつ国にしたい、が主目的のようです。でも、それで憲法を変えるというのなら、皇室典範を改正して、国民の多くが納得しているという「愛子さまによる皇位継承」を実現可能にすることはずっと容易なはず。できることからきちんとやりましょうよ。

・・・ と書いている間にもこんなニュース:

木原稔官房長官

「皇室典範等の一部を改正する法律案につきましては、先ほどの臨時閣議において決定されたところであります」

 

なるほどです。なんでもかんでも「閣議決定」で実質決めることができる。自民党はどこかと連立すると、何のためらいもなく危ない橋を渡ります。長いこと公明党と組んでやってましたが、今度は代わりにすり寄ってきた維新です。衆院で圧倒的多数を得たのをよいことに、決められなかったら自動的に・・・で、議員定数を削減するんだそうです。ついでのことに、言い出しっぺの参政党も仲間になるに決まっている国旗損壊罪も持ち出しました。国民民主党も、当然のことのように同じバスに乗りに来ました。

物事を決めることができるのが、決してよいことばかりではない、っていうのがよく分かる。何しろ、「悲願」であったはずの物価高対策(時限的な食料品の消費税ゼロ)は何一つ進んでいないのに、国旗損壊罪だとか議員定数削減だとか、国会での議論もそこそこに、次々に進めていますから。

 

三権分立―― 立法、行政、司法 ―― 「閣議決定」という行政の提案が、事実上、立法府(国会)の判断よりも優先してしまっています。立法府で法を定めてやるべきことであっても、行政府の判断で押し切ればどうにでもできると考えているようです。

まあ、「国民のため」よりも「維新の協力」が大切なようでは、高市政権「まったく見込みなし」ですね。あんたなんか寝ても寝なくてもいいんです。「国民のため」にちゃんと仕事しなさいよ。

ちなみに、「夜も寝ないで」頑張ったアピールをする人間は、まともな仕事はできません。あ、あくまでも一般論ですから、くれぐれもお気になさらず~

 

国旗損壊罪、参政党案のまんまでした

【ニュースポータルから拾い読み】

6/21(日)の TBS 「サンデーモーニング」、キャスター・膳場貴子さんの発言。「国旗損壊罪」について・・・

法律を新設しなければならない『立法事実』(i) がない。つまり法律の必要性はないと言っている状況で法律をつくろうということで、ちょっと、とても違和感が残る。

・・・といった内容。

(i) 立法事実とは、法律の制定・改廃に際して、その必要性や合理性を裏付ける根拠となる「社会的、経済的、科学的な事実」を言います。このような問題が発生しているから、それを解決するために法律を定める必要がある、という具体的説明です。つまり、まだ何もマズいことは起こっていないけど、こいつら何かしでかしそうだからやめさせたい・・・なんて理由で法律を作るわけにはいかない、としたものなのですよ。ただ、よく「後手後手に回る」事態になるのは、そのせいでもある。

 

これを受けて(笑)、X上で法案の “賛成派” と “反対派” の応酬が始まったというのですが。「サンモニ」って、その程度には視聴率があったということに驚きです(私は視聴していますけど)。そして、私がみた記事でもっと興味深かったのは、本件に関して「膳場さんへの」批判や支持があった、と書かれていたところ。「国旗損壊罪(法案)への」批判・支持じゃないのです。なんとも気分の悪いこと。

この記事のライターも「応酬」に参加した人も、膳場さんを(あるいは TBSを)叩くのが目的なのでしょう。話のすり替えです。「膳場さんはそう言うけれど、実際問題として、これこれではありませんか」とかいう意見はないのに「議論」に参加しているかのごとく振る舞う。だが、深入りすると自分も叩かれてしまう問題とみると、そそくさと退却する。ずいぶんと「男らしい」ライターさんだこと(もちろん「応酬」に加わっている人たちも同類です)。

あ、女性のライターさんかもしれないんだった。「男らしい」は甚だ不適切でした。自分のバカヤロー、皆さんゴメンナサイ。まあ、これは元・水の分析屋さんの個人的見解ですので、くれぐれもお気になさらず。

 

さて、衆議院の webページに「刑法の一部を改正する法律案」が掲載されています。2025/12/12 の投稿の中で紹介した、参政党による案の立法事実とどう違うでしょうか。比較しましょう。

●刑法の一部を改正する法律案

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g18005014.htm

衆議院に提出された案:

日本国に対して侮辱を加える目的で、国旗を損壊し、除去し、又は汚損する行為についての処罰規定を整備する必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。

参政党が昨年10月に単独で出した案:

日本国に対して侮辱を加える目的で、日本国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損する行為についての処罰規定を整備する必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。

 

いいですか、「日本国の国旗その他の国章を」が「国旗を」に縮められただけで、「処罰規定を整備する必要があるから、処罰規定を提案する」という構造はそのままです。やっぱり理由になってない。実際に社会に害をもたらしている事例があって、処罰規定を設けることによって合理的にそれを解決できる・・・でないと、理由にはならない。参政党単独で理由が見つけられなかったところ、自民、維新が加わってもまだダメで、国民民主党が「百歩譲って」(ii) しょうがないか~になっただけですかねぇ。

(ii) 今は昔、日本社会党に土井たか子という人がいて・・・「ダメなものはダメ」。彼女なら、立法事実を示すことができない法律なんかあり得ない、って一蹴したであろうに。玉木ちゃんは簡単に百歩譲るんですよ。政権与党に加わりたい一心なのでしょう。あ、これも元・水の分析屋さんの勝手な想像ですので、お気になさらず。

 

自民・塩崎衆議院議員の説明:
「政治的な意見そのものを処罰しようという法案ではございません。これはあくまで、外形的な行為として現れたかつ特定の行為について処罰を科すというものでございます」

こんな説明で納得できるわけもない。「器物損壊」の範囲で対応する問題だと言っているようなもの。

 

もう一度問います:

「国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した」のは調べれば事実かどうか分かるはずですが、「日本国に対して侮辱する目的」かどうか、そして、「著しく不快または嫌悪の情を催させるような方法」であるかどうか、これ、いったい誰が決めるのだろうか。

 

サッカーのワールドカップ、顔の真ん中に赤い丸を描いた日本のサポーターが大勢います。大声援を送って汗をかき、感激の涙を流して、赤丸がぐちゃぐちゃになったら、血が流れているみたいで、ひどい汚損です。私は「著しい不快感」を抱きます。

でっかい「日の丸弁当」を広げたところ、近くでオサレな洋風ランチボックスを開けた友人に「びんぼーくさ~」とバカにされてケンカになり、激昂して弁当を二つともひっくり返して損壊してしまった。日の丸を侮辱して「著しく嫌悪の情を催させ」た結果ではないでしょうか。

アホくさいですね・・・

 

ところで:

参政党の神谷代表は23日、沖縄全戦没者追悼式に参列後に那覇市内で行った街頭演説で、「日本の平和教育はほぼ意味がない」と発言した。「理想論ばっかり言ったり、米軍出て行けばっかり言ってる沖縄は止まってる。目の前にある危機を見ておいた方がいい」とも述べた。

神谷氏は演説で、「軍備を整えないといけないとか、核武装も議論しないといけないと言っているのは、あくまで国民の生命財産、国家を守るため」と主張。その上で「戦争反対をひたすら言っても意味ない。どうやったら戦争に巻き込まれず紛争や核の競争を止められるか現実的に考えよう」などと語った。

ひとつ言わせてください:

国民の生命財産、国家を守るため、というのに、シェルター作ろうと言わないのはなぜですか? 反撃という名の下に、(先制)攻撃したいだけなんじゃないですか?

 

人間は情けないもので、相手よりもよさげな武器を持ったら使いたくなるんです。ところが、相手には思ってもみなかった戦術や秘密兵器があって・・・ 歴史を振り返ればそんなこともよくあるけど、神谷氏はどのくらい考えておいでなのでしょうか? 目の前にある危機を見ているというなら、あなた自身が率先して防衛とやらの最前線に赴いたらいかがか。前線には行かない、行けない(でも靖国には行く!)。そういう人が勇ましいこと言っても、何一つ説得力ないわ~ 理想がない人なんでしょうから。

 

池乃めだかさんの名セリフを微妙に変更。今日はこの辺で勘弁しといたるわ。

 

わが一族にも自衛隊員が

【18日のニュース見出し】

米イラン大統領が覚書に正式署名 14項目の内容にはイラン寄りのものも…

高濃縮ウランの米への引き渡しは明記されず 最終合意へ難しい交渉続く

 

トランプ氏は、フランス・パリ近郊のベルサイユ宮殿で、イランとの戦闘終結に向けた覚書に署名しました。2-3日前には、スイス(中部のビュルゲンシュトック)で調印するとか言ってましたが、またまた裏切りましたね。

G7会合の開催地フランスに花をもたせたつもりでしょうか。あるいは、「21世紀のベルサイユ条約」だとか評価してもらいたいのでしょうか。調印式の準備に奔走していたであろうスイスにとっては大迷惑だったと思いますが、トランプ氏は「そんなの関係ねぇ」「はい、おっぱっぴー」といった調子なのだと想像されます(なわけないだろー)。

 

そういった経緯はさておき、イラン外務省の報道官は、覚書は両国の大統領によって電子的に署名され、正式に発効したと明らかにしました。ホルムズ海峡も開放されると言います。介入する力のない私たちは、このまま平和裏に「60日間の協議」が進められることを祈るしかありません。

ほとんど毎日のように発言を翻してきた人の話を信用するなんて、容易にはできないことですが、星占いよりは頼りになるかもしれない。そのように考えましょう。

 

話は変わりますが、立憲民主党の古賀千景参院議員の発言(15日、参院決算委員会)に批判が集中しているそうです。曰く、自衛隊に行く子供は経済的に厳しい。豊かな子供は自衛官にならない

元・水の分析屋さん、自分の父も母方の叔父も自衛官でした。我が子もひとり、自衛官になりました。そうか、我が一族はやっぱり経済的に厳しかったんだ・・・なわけないだろー、馬鹿馬鹿しい。とは言うものの、不適切発言とされるにふさわしいですね。古賀議員はもともと教員だったそうですが、子供たちの家庭の経済状況も観察して頑張っておられたのですかね。各家庭の経済状況まで記録するような「のぞき見趣味」の傾向がある先生の家庭訪問なんか願い下げですが。

しかぁし、「豊かな子供は自衛官にならない」の部分は、半分当たっているとも思うのです。自衛隊は、厳しい訓練が行われることで知られています。汗にまみれ、泥にまみれ、体が傷つくようなこともあるはずです・・・ ひところ「3K職場 (i)」という言葉が流行しましたが、徴兵制ではないのですから、高所得者層のご子息・ご令嬢のみなさんの場合、果たしてどのくらいの割合で自衛隊に入るという選択肢に到達するでしょうか。

(i) ローマ字にすると 'K' で始まる3つの言葉、「きつい」「きたない」そして「給料が安い」、じゃあなかった、「危険」。これらが当てはまる仕事をいいます。過酷な条件から、若い労働者(だけとは思えませんが)には敬遠される傾向にあります。

 

古賀議員が目指したであろうストーリーは、こんなものでしょうか:

(1) 自衛隊は結局のところ戦争にかり出される組織である。

(2) 経済的に恵まれない家庭の子供は(仕方なく)自衛隊に入ることが多い。

(2)' 裕福な家庭の子供は、自衛隊に入ろうとはしない。

(3) 経済的に厳しい家庭の子供たちを戦争の犠牲にすることは許されない。

どこが正しそうで、どこが間違っていそうか、人それぞれにご意見はあろうかと思いますが、どう考えても論理の輪っかがつながっておりません。三段論法っぽいけれど、なってないのです。

私の意見、怒られるのを承知で言えば、(1) はまちがいなく正解ですが、暗黙の了解で明らか、と言うわけにはいかんでしょう。そして、誰だって戦争の犠牲者になるなんておかしいことなので、経済的に云々という条件を付けた (3) は不当です。問題は (2) と (2)' なんですが、自衛隊の代わりに、土木建築の現場職員や介護職員、ゴミの収集・処分や各種施設の清掃にあたる人・・・とか、いろいろな職種を次々に当てはめるとどうなりますかね~

というわけで、古賀議員、いわゆる肉体労働者を「下に見ている」人なのであろうと思いました。はい、私の論理もまとまっていません。それでももちろん、私は古賀議員を軽蔑します。ただ、高市首相も大いに軽蔑しているところですので、あまりお気になさいませんように。

 

論理が破綻している話なのに、それを国会においても「議論」だと言い張る人がいる、という真実。

世間では首相の中傷動画を巡る問題について「国会でそんなくだらないことを・・・」とか言う人も多くいます。しかし、くだらない話になるのは、誰かさんの答弁の論理が破綻しているからなのですよ。ここをのらりくらりとすり抜ければ、権力の座にとどまることができる。そういう仕組みになっている。だから頑張る。

こんなことも分からないのですか・・・ 偉そうに意見している人たち、どんな教育受けてきたの(笑)。

 

今宵はここまでに致しとうござりまする・・・

 

19日に合意できるんでしょうか?

いつも頼り切っていた PC が熱暴走して、業者修理になってしまいました。インスタグラムもこのブログも、予備の PC で何とか続けていますが、使い勝手がずいぶんと違います。ああ、不平不満、不平不満・・・・・・

いえいえ、そんなことではいけません。定年退職を迎える2-3年前には、退庁前に「今日もゴキゲンでいられたかな?」って振り返っていたのでした。思い出せ、思い出せ。このぐらいのことは何でもないから。

 

さて、ダイヤモンド社の『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』(i) が一部で話題のようです。「小学校入学前後に知っておきたい、93のおやくそくが一冊で身につく」だとか。ホンマでっか? と思いつつも、ちょっとだけ紹介します。

(i) ハ・ユジョン 著/ムニ 作画/吉原育子 訳、1,760円

 

たとえば、こんなこととか・・・

相談できる相手がそばにいてあげないと

あるいは、こんなこととか・・・

感情を表に出すことも出さないことも、練習が必要ですね

う~ん、これは、もしかして「大人が身につけてないと困る約束事」ではないでしょうか。私たちくらいの年齢層にとっては「もう手遅れ」かもしれませんが、「今からでも遅くはない」人たちに、ちゃんと学んでもらえるとうれしい。

 

45年ほど前の学生時代のこと、3期下の後輩たちの企画発表に対して「自分たちが何を学んだのか、まとまっていないし、伝わらない」みたいに意見したら、「先輩は何も教えてくれなかった」と言われました。せっかく問題に取り組んだのに、どんな学びがあったのか分からないのが残念で意見したのですが、不平不満を突きつけられたわけで。もちろん、どうしたらいいかなんてことは、発表の日までただの一度も訊かれませんでしたよ。自分たち以上のチンピラに対して、「高校卒業してきたくせに、ここでタダで教えてもらおうなんて、フテー野郎だ」なんて、思っても言ってもダメだったのでしょうか。

ということで、相手も自分も若すぎた。双方で、なんだこいつら、と思ってしまったんですよ。そこから先はすれ違うばかりです。我ながら、バカだね~

 

学生の青臭い議論、グループ内で意見がまとまらなくても、意見の相違やその要因が分かるだけで大きな進歩です。その上でプレゼンのまとめ方で迷っているなら、前例を知っている先輩に訊けばよい(相談すればよい)。なぜなら、そうしておけば先輩がイチャモンつけるチャンスは激減しますからね! それに、少なくとも、考えが伝わる人数くらいは増える。共鳴してもらえるかどうかは別としても、相談するとか意見をぶつけるとかで損することは何一つない。それでいいんじゃないですか。

まあ、こういった知恵・経験は必要となった後で身につくもの(ii) です。そう、45年くらい経過してから、とかもありですね(大笑)。
(ii) これは、確か「マーフィーの法則」のひとつ。

 

ま、\(・_\)それは(/_・)/おいといて(どこかの首相のように、そんなことより、とは絶対言いたくないので)、読書の話をしましょう。

文部科学省が2025年4月に実施した全国学力・学習状況調査。「読書は好きですか」という質問に対し、「当てはまらない」「どちらかと言えば当てはまらない」と答えた児童生徒ほど、学力テストの正答率が低いという結果が出ている・・・ のだそうです。つまり、読書しない子供は(テストで測定される)学力が低い

 

今はこんな言い方しないのかもしれませんが、世の中の「教育ママ・パパ」さん。親のあなたたちは、本をどのくらい読んでいましたか? 読んでなかったのでしたら、お子さんに読書習慣が身につくなんて期待するのは難しい。逆に、学力が低いことなら期待できます、って言ったら怒られるかな。

蛙の子は蛙。それが普通です。残酷な言い方かもですが、いきなりトビが鷹を生むことはない。品種改良には何世代もかかります。人間が一代の人生で何とかするつもりなら、じっくり時間をかけるしかないでしょう。高校や大学の受験だけで勝負するなんて、ちゃんちゃらおかしいんです。45年くらい経過してから・・・ もアリですよ。

何の慰めにもならないでしょうけど、そう思います。

 

早朝のニッポン vs オランダ。大熱戦の末に引き分けで大感激していたところ、アメリカとイランとの間で「合意」が成立したとのニュース。トランプのおっちゃんの「まとまった」発言は、ある報道機関によるとこれまで39回(よく数えましたね)だそうで、今回も双方が文書にサインするまでは信じちゃダメなのだと思います。だって、14日中に合意に達するって言ってたのに、そうなりませんでしたから。さらに、合意内容も「19日にアメリカとイランが署名した後に公表される」とか。ホントのところ、まだ十分にはまとまってないんじゃないでしょうか。「オオカミが来たぁ」の話を知らない大人は、極めて数少ないはずです。それでも株価は上がるんですよ・・・まともな人間のやることではないなぁ、とは思っています。

ウソも真面目な顔をして百回つけばホントになる、とは言いますが、トランプにしてまだ40回目ですか。まあ、私なんかに市場を動かす力はありませんから、お気になさらず~

 

自力で図を作成してアップするのは、現状なかなか大変です。てなことを言い訳にして、2000字も超えたところで、今日はここまで~