alchemist_380 のひとりごと

元・水の分析屋さんがブツブツ言います

クサいモノの話をしましょう (1)

7/15 の「世論を誘導・形成してこそ・・・」に対してこんなコメントを頂戴しました:

国政なのに日本人より外国人が優遇され、ここはどこの国なんだろうか?と思うことがよくあります。 日本人だったら捕まるのに、外国人だったら無罪とか、外国人にも生活保護が与えられているとか・・・

 

申し訳ない。もっと明示的に書かなくてはなりませんでした。国政選挙なのに「日本人ファースト」を掲げているのが怪しい、と、話を起こしたのは、適切とは言えないかも。「日本人ファースト」を掲げておいて、外国人が優遇されているとか、犯罪や生活保護に関する不正も多いとか、そういったことを主張している。「問題は・・・これがどこまでホントなのか、というところだと考えます」。下線のところに注意してお読みください、のつもりでしたが、分かりやすくはないですかねぇ。

皆さんの周りで(日本の国内で)、本当に、外国人ならつかまらないようなことで、日本人がつかまったとか、外国人が不正に生活保護を受けているとか、そのような事例が多発しているのでしょうか? TBS の「報道特集」は、彼らが主張している外国人の犯罪や不正は、決して多くはないし増えてもいない。なので、誤った主張をもとにして、外国人排斥につながるような投票行動をとってほしくない、という内容だったと思います。

参政党は BPO放送倫理・番組向上機構)に申し立てしましたが、番組の中でどこがどのように誤って伝えられたか、という一番大事なことが書かれておりません(参政党のwebページにニュースとして掲載されています=元・水の分析屋さんにしてみればファクトチェック済み)。マスコミは正しいことを伝えていない、という、被害者面した人たちにありがちな主張でしかない。それ以上の評価はできません。

私個人の意見ですが、国政選挙なのですから、外国人は投票しない。それなのに、なぜ日本の(日本の、とは言っていませんし、言いづらいようです)話題から離れてまで、外国人への敵愾心を煽っているのでしょうか。もしかして、「日本ファースト」というスローガンは、外国人に対する罵詈雑言を並べ立てるための布石ですか?

で、結論:放送が 100%公正中立であることに期待するよりも、たくさんの情報の中から自分が選び取ったものをじっくり検討することが大事・・・ になったのでした。

投票日は20日。考える時間は、まだあります。

 

 

いきなりですが、不快なニオイの原因物質たちの話、始まり始まり~

不快なニオイを放つ「臭い」/「クサい」モノの話を始めましょう。念のため?鼻をつまんでお付き合いください。

 

最初は、ギンナンのにおい

食べるとおいしいギンナン。若干の甘みとほのかな苦み。炙っても良し、素揚げにしてもよし。大人の味ですね。わが家の茶碗蒸しにも必須の具材です。

しかし、食卓に届かずに道ばたに落下していると・・・これはもう、迷惑材料でしかありません。元・水の分析屋さんも、通勤途上の街路樹がイチョウでしたから、とてもよく分かります! 特定の季節を迎えると、濡れた落ち葉は滑りやすいし、落ちている実が踏み潰されると、それはそれは嫌な、ある種ケダモノみたいな、曰く言いがたい悪臭を発します。

このにおいの正体、第一に「酪酸」です。

酪酸 または n-ブタン酸 直鎖カルボン酸です

スーパーで売られているギンナンの実は、外側にあった果肉を除いた「タネ」。問題の酪酸はその果肉部分に含まれています。果肉がある状態では、商品として並べるわけにはいかんでしょうね。

イチョウは、恐竜がいた中生代から存在している植物。恐竜のフンの化石の中にギンナンがたくさん入っていたことから、イチョウは恐竜の大好物だったのではないか、とも考えられているそうで(へぇ~)。だとすれば、ヒトにとってはクサい、酪酸のおかげということでしょうか。まあ、トリが木の実を食べてタネを運ぶのと同様、恐竜もイチョウのタネを運んでおったということですね。そういえば、ですけど、恐竜は鳥類のルーツでしたからね(i)

(i) トリの話でなくて申し訳ないですが、哺乳類は一般に酪酸の臭いに敏感だといいます。ヒトでさえもそこそこ感知するのですが、イヌはその1000倍も敏感なのだそうで。でも、その割にはワンコたち、飼い主さんの靴下を好みますよね。クサいのがよほど好きなんでしょうね。

ついでですが、悪臭の原因物質には「酪酸」以外に、カーボンの数が多い「エナント酸」も含まれているそうです。

エナント酸 または n-ヘプタン酸 これも直鎖カルボン酸です

ちなみに、ギンナンは β-カロテン、ビタミン C、カリウムなどに富む食品とされますが、ビタミン B6 に似た構造の物質も含んでいます。大量に摂取すると脳内の神経伝達物質の生成に重要な役割をもつビタミン B6 の働きを阻害して、中毒症状が出てしまうそうです。なるほど、ギンナン食べ過ぎるなと言われるのは、こういうことなのですね。

一方、こちらは覚えちゃダメかも知れない教訓:直鎖型のカルボン酸はくさい。でも、こんなのが試験に出るとか出ないとか、わたしゃ知りませんからね。

 

もう一つ臭いモノを紹介したいところですが、今日はこのへんで。本稿前半の「日本人ファースト」関係の話、早めにお届けしないと意味が薄れてしまいますから。私の意図するところが伝わっていなかったみたいなので、選挙投票日前に対応させてもらいました。

 

投票日を含む 3連休、わたくし、訳あって旅行中です。このブログも、そっとやっているインスタも更新が止まります。まあ、しばらく探さないでくださいませ。帰ってきたらまたクサい話をいたしましょう。

それではまた (^o^)/~~~