alchemist_380 のひとりごと

元・水の分析屋さんがブツブツ言います

恋は水色。では、前線は何色?

お酒が入っているので・・・なんてことは言い訳になりませんが、グダグダ・ブツブツ言いたいネタに事欠かない現代日本

 

何だか知りませんが、はっきりとした意識がないままに車を転がして事故を起こした人について、「つういんれき」を調べて・・・みたいなことを、警察庁だったかが検討している、と耳で聞きました。
「つういんれき」はたぶん「通院歴」なんでしょうけど、呑兵衛を自認している身としては、散々やらかしている「痛飲歴」までも嗅ぎ回られる、と思って、ドキドキしてしまいますね(自宅でできあがるのならまあ問題ないか)。

そんなのはお前の思い違いじゃないかぁ。確かにそうなんですが、国会という場で思い違いなのかわざとなのか、大切な話をしているはずなのに、自分勝手に論点をずらす人や、担当大臣としての考え方を語らない人がいるのですよ。

 

東京新聞 3/27】

石破茂首相は27日の参院予算委員会で、自民党内に根強い選択的夫婦別姓制度への反対論について、「反対論を唱えておられる方々も、本当に真摯(しんし)に反対論を唱えておられるだろうと思っている」と語った。

立憲民主党辻元清美代表代行が、制度の導入によって「1つ(の姓)を強要するのではなく、自分に適した姓を選べるようにする方が国民にとって幸せではないか」と質問したのに対する答弁。

石破首相は「委員(辻元氏)のおっしゃることは私なりに納得もする。そうだろうなというふうに思う」と理解を示しつつ、「制度を作ること自体がどうなんだという根源的な疑問を呈していることに対してどう答えるかは、かなり難しいなと思っている」と反対派の立場にも配慮を見せた。・・・(中略)・・・

三原じゅん子男女共同参画担当相は「現時点で、(選択的)夫婦別氏制度が導入されている国において、日本と比較して家族の一体感が希薄であるとする情報には接していない」と答弁。

「子どもへの悪影響」ついても、三原担当相は「現時点で、夫婦別氏制度を導入することで子どもに悪影響があることを証明する情報には接していない」と説明した。

 

まず、辻本さん。「自分に適した姓」じゃないですよ。もともとの姓でいるか、夫婦で同じ姓になるのか、どちらかを選択するのです。「自分が選ぶ」を勝手に言い換えないで下さい。このような場で、あなたが作った言葉なんか必要ない。迷惑です。

次に、石破首相。ご自身は納得してそういうふうに思うのに、反対派に配慮とはどういうことですか? ついでに、根源的な疑問って何ですか? 夫婦別姓に反対する連中は、夫婦は同姓でなくてはおかしくて別姓を認める必要はない、って主張しているだけです。根源は「石頭固吉 いしあたま かたきち」です。あなたは、困っている当事者の声よりも、外野席の声がよく聞こえる。外野のヤジの方が当事者の問題意識よりも優先。端から議論になりません。「疑問を呈している」という言い方にも疑問を呈しておきますね。

三原じゅん子さん、お見それしました。「・・・であるとする情報には接していない」ときました。ご自身が確認した事実に即した、見事な答弁ですね。国際比較でどんなデータがあるかと問われて、家族の一体感が希薄だとか、子どもに悪影響があるとか、そんな情報はない/証明されていない、のように答えています。訊かれたことに答えるだけで、ご自身の見解は何一つ付け加えていません(i)。AI の方が面白い答弁をまとめてくれるかも知れないですね。人間が大臣を務める必要はない、そんな時代がやってきたかもです。

(i) 木っ端役人の経験ですが、記者レクなどの対応に際しては「訊かれたことに答えるだけ」って、広報担当によく言われました。説明不十分で間違った記事を書かれても知らんで~って思ってました。

 

それはそうと、msn ポータルサイトから 犬飼 淳 さんによる「選択的夫婦別姓 反対意見への反論一覧」という記事を見ました。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E9%81%B8%E6%8A%9E%E7%9A%84%E5%A4%AB%E5%A9%A6%E5%88%A5%E5%A7%93-%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E6%84%8F%E8%A6%8B%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8F%8D%E8%AB%96%E4%B8%80%E8%A6%A7/ar-AA1BOfQk?ocid=hpmsn&cvid=6be20087831545c5d24af8ace53edc2d&ei=13#

選択的といっているのに夫婦別姓反対のセンセイ方、完全に終わってますね。この話題、少なくとも「神道政治連盟」などが陰にいるのは間違いなさそうです。その流れで言いますが、センセイ方が選挙のたびに宗教法人に挨拶回りするのをよく見かけます。あれがよろしくないのではありませんか。票を求めて魂を売ってらっしゃるか(笑)。

宗教は、人が心穏やかに、幸せに暮らしていくために信仰するもの。過分のご浄財を集めたり政治を操ったりするような宗教は、まったく必要ないどころか、世の中に害悪を振りまきかねません。

「オウム」なんちゃらは「阿吽」と同源。くれぐれも気をつけましょう。

 

 

カラーの天気図における前線の色が面白い件

ところで、テレビの気象情報の時間などで、地上天気図が出てくるのですが、前線の色が不揃いであることが気になります。

まずは、気象庁のページからもってきたのがこれ:

3/29 午前9時の予想天気図

これは見慣れた色使い(元職員ですしね~)。ちなみに、知識・解説のページには下のような解説があります。

「天気図中の記号の説明」ではこうなってます

で、引っかかる話はここから。こちらは・・・

中学生サポートクラブ「中サポ」の天気図
https://chusapo.chusapo.jp/archives/2850

ネズミのキャラクターが登場する「チュー学生諸君」向けサイト。日々の学習、受験勉強を応援してくれるようです・・・ですが、閉塞前線って、それでよかったっけ?

なるほど、別なサイト「お天気 .com」にはこんな図が:

何だか、一部の記号の向き、おかしくないですか?

閉塞前線はこれによったのか・・・でも停滞前線のところは向きが違うように見える。

 

さらに別の中学生向けサイト「Pikuu」にはこんな図が:

前線の記号ではなく、名称の色使いにご注目

こちら、前線の記号は全部黒で描かれています(カラーじゃないんかぁい!)。前線の特徴の説明文も楽しそうですね。元・水の分析屋さん的には、このサイトのような説明で教わると混乱するだけだと感じますが、受験生諸君はどう思いますかね。

そして、NHK が掲載した天気図がこれ:

NHK 提供の 3/29 午前9時の予想天気図

あ~ら、どの前線も水色。元・水の分析屋さんがまだまだガキンチョの昭和42年(1967年)に発売された「恋は水色」を思い出してはダメでしょうか。ヴィッキーというおねぃさんが歌っててカッコよかったですし、日本の歌手さんもカヴァーしましたし、なにぶんメロディラインがきれいでした。ポール・モーリア・グランド・オーケストラとかも音だけで参加しましたね~。懐かしの「イージーリスニング」です。

あっと、そんな話をしてるのではなかった。前線は水色・・・? で、オマケがこちら:

まさか「土徳」をもつから「黄」だとか言わないでしょうね

停滞前線が黄色くなってしまっています。温暖前線が赤、というのは、ほぼほぼ当たり前みたいですが、それは「火徳」を表す色です。五行説(木→火→土→金→水→・・・)によれば、火の後に続くのは土ですから・・・ う~ん、こんな話でもなかった。

 

元・水の分析屋さんが思うに、カラーの天気図で前線を何色にするかは、法律で決まっているようなものではない。気象庁の「知識・解説」に示されているのは、気象庁がそのようにやっているだけ。早い話が、気象庁の中ではそのようにする約束だが、部外者がどんなやり方をしていても、あからさまに間違っているのでなければ、気象庁は関知しない。そういうことなんでしょうね。

つまり、気象庁は天気図の「元締め」とは見られていない。気象庁の天気図を基準にしようという「レスペクト」はありません。罰則だってありませんから、天気図の前線の色なんか気にしなくていいんですよ。気象庁海洋観測指針に間違いを見つけたときも、一部のエラい人は「指針は部内の資料だから、気象庁の外の人に知らせる必要はない」と言ってましたからね。

・・・まあ、残念ですがそういうことで。