ニュースポータルから拾った話題。
[東スポWEB によるストーリー]
経済学者の高橋洋一氏がABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。石破茂首相が新人議員15人に10万円の商品券を配布した問題をめぐり茂木敏充前幹事長リーク説があることを明かした。
高橋氏は「新人が(商品券を)もらっちゃうとみんな慌てちゃうわけ。どうしたらいいかって。そうすると色んな人に相談するでしょ? その話をどうも聞いてたらしいんだよね」と解説。「これ、ある人が言ってたんですよ」と強調したうえで「新聞にリークして支持率がガーンって下がった」と明かした。
東スポ方面からですが、テレビで実際にあった発言なので。政治家さんの集団に情報源をもつ経済学者は元官僚。もしかすると、金品をつかまされて情報を流しているのか、って思ってしまいます。だって、情報一つで内閣支持率が動き、政局も連動するのを見て、何が楽しいのですかね。そもそも「経済」とは、経世済民=「世を経(おさ)め、民の苦しみを済(すく)うこと」なのですが、「経済」学者さん、何して稼いでいるのですか? 政界の事情通やってる場合ではない。あなたが相手にするべき情報や言葉は、政界のドロドロなんかじゃあないはずです。まあ、顔が嫌いなのですが。
もう一つは今日のネタ。「言葉」の話題です。
「~強」「~弱」の使い方が困ったことになっている
[デイリースポーツ の意見]
テレビ東京系「ありえへん∞世界」が11日に放送され、「昭和の常識、令和の非常識」をテーマに進行した。
昭和世代と平成、令和世代の言葉に持っているイメージのギャップを検証。「1時間弱」という言葉を聞いたときに昭和世代は「50分」などの1時間未満を指す言葉だと認識している人が圧倒的に多いことが分かった。対して平成、令和の若手世代は「1時間15分」などと1時間以上を指す言葉だと認識しているケースが多く見られた。
実際の意味としては「1時間より少し短い時間」を示す言葉としての認識が正しく、接尾としての「弱」は、それよりも、やや少ないことを意味する。
青山学院大学文学部卒業のフリーアナウンサー・田崎さくら(26)は「プラスなんですね…」と接尾の「弱」を誤認しているケースが多いことを指摘。昭和世代の代表として出演していた俳優・石原良純(63)は「認識しておかないと待ち合わせができないぞ…」とぼやいていた。
これもスポーツ誌方面からですが、テレビでやってたそうなので。「~強」「~弱」の意味を勘違いしている人が多いのには驚きました。昭和生まれ同士でもなければ、下手に使えないですね。またまた登場の新解さん【八】によれば、「弱」は〔接尾語的に〕単位量の整数倍に端数が何程か足りないことを表す語。上の例「1時間弱」は、1時間に端数となる5分とかが足りないのだから、1時間を超えるのはナシです。反対に、「強」は〔接尾語的に〕単位量の整数倍に端数が何ほどか加わることを表す語。「1時間強」なら、1時間に端数となる5分とかが加わるのだから、1時間よりも短いはずはないですね。もちろん、強・弱どちらについても、意味が変化しつつあるようなことは書かれていません。同世代、石原良純さんの嘆きは、とてもよく理解できます。
NHK放送文化研究所のページにあったお笑いを一席:
上司:さっきお願いしてた例の件、どのくらいでできそう?
部下:あと1時間弱でできあがります。
(それから60分経過)
上司:まだできてないの?〔心の声:50分ぐらい待てばいいかと思ったのに〕
部下:ですから、さきほど「1時間弱」とお伝えしたはずです。〔心の声:1時間以上かかるって言ったじゃん〕
この「部下」の受け答えの例は、「特に若い人には『~弱』の意味を誤解している人が少なくないので、気をつけましょう」という啓発の目的で紹介したものです。頼まれた仕事が予定通りに仕上がらなかったときの言い訳として悪用するのは、やめてください。
上田まりえさんの「言葉のキャッチボール」のページにもお笑いが:
・・・話を深掘りしてみると、どうやら、家電製品などに表示されている「切・弱・中・強」から、「弱=ちょっと+」という意味として捉えているようでした。まさか、そこからきているとは……!(i)
「“弱”といえばさ、子どもの頃に『アルプス一万尺』を『アルプス一万弱』だと思っててさ。アルプスの山は、9800〜9900くらいの高さなのかって思っていたんだよねぇ」
(i) そういう考え方をする人は、「~強」に出合ったときには「強=めちゃめちゃ+」って思っているのでしょうか? 言葉は時代とともに変わる、とは理解していますが、意味がよく分からないままに勘違いするのはやめた方がいい、やめて下さい、やめろこん畜生、ググれカス。余計なことですが、「ググれカス」の丁寧語は「詳しくはwebで」だそうです(出典は https://x.com/fta7/status/800628186883059716)。また、アルプス一万尺の勘違いは「帰ってみればこわいカニ」の部類かも(分かるかな~ 分っかんねぇだろうな~)。
やってしまいそうな思い違いを集めてみました
で、「強・弱」とは違った話題になりますが、ありがちな思い違いを集めてみました。

最初のは実話ですが、2番目 3番目は元・水の分析屋さんがどこかで見たネタです(実現させた人がいても不思議ではないですが)。 m(_ _)m
「ぬかみそに釘」って、どこが間違いなの? おばあちゃんに習ったよ、っていう人もいるでしょう(ii)。ぬかに釘を打っても利かない、そういう何の手応えもない様子をいう慣用句なのですが、勘違いの下地は十分すぎるか。狐にだって、「つままれる」より「包まれる」方がいっそう怖いかも知れないです。お稲荷様は大切にしましょう。「合いの手を打つ」は「相づちをうつ」と混同しているに違いない。幸せなら合いの手でも叩きましょう。「疑心暗鬼」は四字熟語として認識されていますが、元は「疑心、暗鬼を生ず」です。そう、はっきりした区切りがあるんですよ。
ちなみに「綺羅星のごとく」は本来「綺羅、星のごとく」。「綺羅星」などという三字熟語は、ごく最近誤って生まれた言葉です。四字熟語の「五里霧中」だって、「五里霧」の「中」と区切るもの。覚えておいてくださいませ。
(ii) ぬか床に釘を入れるのは鉄イオンの作用に期待してのこと。鉄イオンの作用で野菜のもつ色素の色調が鮮やかさを増すだけでなく、食べるときに空気中に出しても変色をおそくする働きがあるからとされています。ただ、おばあちゃんにとってのイオンは大型スーパーでしかないはずなので悪しからず。
こうして、ありがちな勘違いの理由を考えるだけでも、ボケ防止用の頭の体操になります。パソコン使うだけでもかなりのことができるので、あまり金もかからないですしね。