alchemist_380 のひとりごと

元・水の分析屋さんがブツブツ言います

メジャー開幕第2戦 急いでいます~

ひたひた・・・

今日は、佐々木朗希投手のメジャーデビュー戦。さぁてお立ち会い、どんなピッチングを見せてくれるか。
\(・_\)それは(/_・)/おいといて、「東京ドームでの日本“凱旋”登板を、新婚の “一般人女性” は見守っているのだろうか――」といった、いかにも「のぞき見趣味」と言いたくなるような記事が目にとまりました。曰く、「妻をひた隠す佐々木投手」なんだそうで。元・水の分析屋さんくらいの年齢であれば、「ひた隠しに隠す」と重ねた言い方になるところですので、調べてみました。
「ひた」は、新解さん【八】によれば「(接頭)その状態以外の何物でもないことを表す」で「ひたあやまりにあやまる」のほか、「ひた泣きに泣く」「――走る・/――隠し」という用例が出ています。いやいや、ひた走るだって「ひた走りに走る」でしょうよ。
で、古語辞典(角川 新版、昭和51年)にもあたってみたところ、「ひた【直】造語《他の事を交えずそれだけの意から》いちず。ひたすら。むやみ。一面。」とありました。用例として引かれた徒然草・第八十七段「下部(しもべ)に酒飲ますることは、心すべきことなり」の一節。
「・・・おのれ酔いたること侍らず。高名仕らんとするを、抜ける太刀むなしくなし給いつること」と怒りて、ひた斬りに斬り落としつ。
「・・・私は酔ってなんかおりません。せっかく手柄を立てようとしたのに、抜いた太刀を無駄にされてしまうとは」と怒って、滅多斬りにして(馬から)落とした。

下僕に酒を飲ませたばっかりに、滅多斬りにされた具学房の話ですが、やっぱり、「ひた〇〇に〇〇」が原型なのかと思いました。また、現代語の「ひた隠す」の語感は「情報公開というタテマエのもと、公開しなければならない最も重要な情報に対して、組織のみんなでよってたかってなされる行為(笑える国語辞典)」ではないでしょうか。大谷選手が奥様と愛犬の姿を公開しているからといって、佐々木投手も同じにしなくてはいけない理由などありません。それにしても、誰と結婚したかを公開したらしたで、公開しなければしないで、いちいち騒がれるのですから、人気者は大変ですね。

夫婦別姓にするのかどうかをはじめとして、色々なことをするのもしないのも、強制的にではなくて、どちらでも選択できる方がよさそうです。どんな人にも個人の考え方、事情がありますから。あなたが困ることでないなら、まあ、いいじゃないですか。

 

「つっこみどころまんさい」、政府広報オンライン

3/11 に「つっこみどころまんさい(ツッコミどころ満載)」のことを書いたのですが、同日、政府広報オンラインに「災害への備えを、日本の標準装備に。」という、新聞記事の下広告がアップされていました(https://www.gov-online.go.jp/assets/newspaper-1580/heijibousai_kijishita.pdf)。予感は的中、ツッコミどころ満載です。

前半部分だけですが・・・

まあ、ご覧下さい。

政府広報 内閣府

「災害への備えを、日本の標準装備に。」

政府は、昨年発生した能登半島地震・豪雨からの復旧・復興に全力で取り組むとともに、過去の災害における教訓を踏まえた防災体制の抜本的強化を進めています。
そして、さらなる防災対策・災害対応力の強化のため、令和8年度中の「防災庁」の設置に向けた準備を着実に進めています。
また、総合経済対策に基づき、キッチンカー、トレーラーハウス、トイレカー等の迅速な派遣のための登録データベースの整備など、災害が発生した際の避難所の環境改善にも取り組んでいます。

 

能登半島地震・豪雨への取り組み
・応急仮設住宅 民間賃貸住宅を活用した「みなし仮設」に加え、トレーラーハウス、木造長屋及び木造戸建てなど多様な形態の仮設住宅を供給
・輪島塗の仮設工房 輪島塗の仮設工房に希望するすべての職人の入居が完了。引き続き被災者に寄り添った、なりわい支援を推進

避難所の環境改善への取り組み
・避難所のパーティション パーティションや段ボールベッド等の簡易ベッドの設置により、避難所における居住環境を向上
・トイレカー トイレカー等の派遣や「快適トイレ」の設置等により、快適かつ衛生的なトイレ環境を確保

 

実にすばらしい! 過去の災害における教訓を踏まえて、全力で防災体制の抜本的強化を進めているのですね! なぜか総合経済対策に基づいてはいても、キッチンカー、トレーラーハウス、トイレカー等(i) の迅速な派遣のための登録データベースの整備など、避難所の環境改善にも取り組んでいるとは!

(i) これらの「はたらく車」の数、所在その他の情報を集約しておいて、緊急事態を宣言したときには政府が召し上げる、という仕組みを用意しているのだろうと想像しますが、違っていればよいな~。

多様な形態の仮設住宅、十分な数が供給されるのでしょうかね? 被災者に寄り添った支援って、夏井先生ではないですが、寄り添わない支援があるか!

そもそも、いろいろな取り組みが出てきていますが、被災地のライフライン復旧はあまり進んでいないし、交通だって十分には機能回復できていない。迅速な派遣を謳ってはいますが、実効性を伴っているとは言いがたいようです。困ったら自衛隊頼み、ではいけないのだとは思いますが、どうしたものでしょうか。

 

ついでですが(こんなことばっかり言ってます)、広告の下半分のどこかに「日頃からの備え」として「お薬手帳やマイナ保険証の使用により、災害時でも常備薬や病気の乗法が正確に伝わり、適切な治療が受けられる」って書いてあります。能登の被災地の皆さんは、マイナンバーカードを読み取る装置が稼働しない状態におかれていたと記憶します。住民一人ひとりの日頃の備えに期待するのは当然としても、公的機関はそれに恥じないように、迅速かつ適切に対応してもらいたいものです。

 

佐々木朗希選手の登場前にアップしたいので、今日はここまでー