水切りかごの中の食器を片付けようとしていたら、妻が「いいのに」みたいなことを言いまして。そういうこと言われると、昭和生まれの昭和育ちの本領発揮で、ついつい「止めてくださるな妙心殿・・・」と、口をついて出てきまして。そしたら「その平手造酒(みき)って、どこに行くつもりだったの?」って訊かれまして。いやはや、斯くなる上は調べるしかないであろう。
で、三波春夫さんの「大利根無情」をググってみました。「止めてくださるな妙心殿 落ちぶれ果てても平手は武士じゃ 男の散りぎわは知っており申す 行かねばならぬ そこをどいて下され 行かねばならぬのだ~」というセリフ。講談「天保水滸伝」、平手の行き先は大利根河原。飯岡組と笹川組(アウトローの皆さん)の決闘場でした。
なお、この決闘、笹川組側で死んだのは、なんと平手造酒だけ・・・あれぇ、これではオチになってませんよね~。
別な話ですが、国会での議論になる前に、政党個別のかけひきで話が決まり、決戦場だったはずの「103万円」「教育費無償」などの河原でどなたか討ち死にの運命か。与党としては、メンバーが誰であっても構わない、多数になるなら誰とでも組むみたいですからね。この前書いたばかりですが「私は常に強い者の味方だ」って、これ、選挙で選ばれた公務員としては、ずいぶんと男らしい考え方のようですね!? ええ、全然誉めてませんよ。
\(・_\)それは(/_・)/おいといて、今日は正五角形の中によく現れる角の三角比(サイン、コサイン、ついでにタンジェント)の値をまとめておきましょう。
正五角形の中に見えている角は・・・
正五角形の図、これまでたくさん示してきましたが、そこら中に二等辺三角形が見つかります。そんなところから、いろいろと三角比を拾い出すことができます。これなら中学生が頑張れるレベル。

いかがでしょうか。36° は 180°÷5 ですから、どちらかというと「簡単な」角度の話じゃないでしょうか。三角定規になっている「直角二等辺三角形」と「正三角形の半分」(i) ばかり相手にしていては、その後の発展は望めないですよ。
(i) 三辺の比が 「1, 1, √2」だったり「1, 2, √3」だったり。この周辺だけなら二重根号までは出てきませんから、計算は楽ですけどね。
そういえば、36° だとか 72° だとか、角度を「度 degree(°)」で表現してきましたが、高校生なら弧度法「ラディアン rad」(ii) で表さないとね!
(ii) 教科書には「ラジアン」って書いてあるかも知れませんが、発音が悪いと思います。「くいんとりっくす あんた外人だろ?」・・・ああ、昭和で申し訳ない。発音はおいといて、ラジアンは SI における角度(平面角)の単位です。「円の半径に等しい長さの弧の中心に対する角度」という定義から分かるように、弧と半径という長さの比になっているので、無次元です(そのせいでしばしば省略されます)。

単位円の中心角180° に対する弧長は π。つまり、180°=π [rad] ですから、18° は π/10 [rad] ですね。ということで、nπ/10 (n=1, 2, 3, 4) に対する三角比の値、上のようにまとめておきました。当然ですが、対称性に富む表になっていますし、n が 5を上回る整数の場合でも使えます(cos(π-θ)=-cos θ などの関係があるから)。ただ、表を丸覚えしようなどとは考えず、今日示した図があれば計算できることを覚えていてください。半角公式や n倍角の公式を使うまでもなく、三平方の定理までで理解できる、と言いたいわけです。
今日はここまで~